ロータス奨学生 地域活動報告
2022.01.21
コロナウイルス感染拡大の影響で、アルバイト収入が減るなど家計がひっ迫して、経済的に苦労している大学生は少なくありません。
ロータス生として奨学金をいただている山形大学大学院、米沢キャンパスに通う會沢哲也さんは、自身も経済的に苦しんでいる一人だからこそ、困窮する大学生の力になりたいと食料品や日用品を集め、大学生へ無料で提供しています。
1月16日(日)には、松川コミュニティセンターにて無料食料支援活動が実施されました。当日はボランティアとして参加する大学生が約20人。市議会議員の方や地域で活躍されている壮年世代の方も5名ボランティアとして参加されていました。
フードドライブの支援活動は今回で9回目。はじめは會沢さんの所属されている所沢教会の支援が多かったようですが、企業や行政などに直接出向き、協力のお願いを重ねて、支援下さる団体が増えました。子ども食堂やフードドライブ活動は全国的にも増えていることもあり、行政も必要な活動と認めていただき、コミュニティセンターなど市の施設は無料でお借りすることができています。
ボランティアの募集は、QRコードのLINE@から申し込みを行うことができ、大学の友達を誘い合って数人の仲間で参加してきます。SNSを使用したプラットフォームづくりがみごと成功。人さまのために役立ちたいという奉仕の精神を持っている大学生が、世間にも沢山いることがわかりました。
會沢さんが支援活動をされる姿より、相応しいプラットフォームがあれば、協力したい方、支援したい方、お手伝いしたい方は沢山いることがわかりました。発起人となって代表を務め、下支えの苦労して下さる會沢さんは輝いていました。