習学とは
本会が大切にしている三つの基本信行のうちの一つに、「ご法の習学」があります。
“習学” とは、「自然とできるようになるまで、何度も何度も繰り返し行うこと」という意味があります。
教えを学び、それを日常生活の出来事と照らし合わせて考えていく、その繰り返しが“習学”です。
“習学”する中で、頑張りたい、誰かの役に立ちたいと思う時もあれば、もう無理だ、と投げやりになる時もあります。
勇気を出してやってみて、成功することも失敗することだってあります。
そのことで、自信がついたり、時には挫折することだってあるかもしれません。
その時々の自分の気持ちも含めてしっかりと見つめて味わうことが大切です。
この、味わいが、自身や相手のいのちの尊さを自覚させてくれる種になります。それが私たちの大切にする究極の“習学”なのです。
習学部における教育は、この願いをもとに展開しています。